【マンガ】雑感2020 7月
7月に購入したマンガたちです。
絶賛連載中の新刊もあればもうすでに連載終了しているマンガもあります。
すべてではないですが簡単に感想を。
7月のNo.1
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。その中にあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す！！
アニメをきっかけにちまちまとマンガ購入を再開していましたが、17巻ぐらいからまた一気におもしろくなりました。
ギョロ目やシグやんといったサブキャラたちがとても良い。
特にただひたすら戦いに対して純真無垢なトルケルが本当に魅力的すぎる。
何故かおネエキャラなったりアフロになるトルケル、マジかわいい。
トルフィンは今までの行いを償う意味でヴィンランドに理想の国を建国することを目的に旅をしたいのに周りがほっといてくれないことに悩みます。
でも罪を償うというのはそういうことだと思う。
一度罪を犯した人に周りがそういう目で見ることは当然で、改心しててもその信用を得るために本人は一生努力し続けないといけないと思う。
罪を犯すということはそういうリスクを得るということだし、それほど恐ろしいことということを認識しないとダメだと思う。
そう思うとエイナルという相方と出会えたトルフィンはまだ幸せだな。
さらにヒルドというお目付役が出てきてくれたことはつらいけど決心を引き締めてくれる重要な出会いだったのかも。
最近ラスト・オブ・アス2のゲーム動画を見てて、報復しあうことについても考えさせられる。
一旦23巻で2部完といったところだろうか。
気になるコミック表紙
果ての荒野でバカンスを / 赤河左岸
惑星開拓の任務についているシンは、毎日、地球にいる友人で技術者のルキヤに定期報告をしている。夜ごと、ルキヤを想ってＡＩとの擬似行為をする自分に自嘲しながら、想いを伝える日を待ち望んでいた。赴任して３回目の誕生日、ついに地球へ帰還する日を迎えて――。他、森の奥深くに住む美しい青年と子どものBLおとぎ話「ふたりぼっちのエバーアフター」、好意が気持ち悪い“蛙化現象”の青年の恋を描く「蛙の王子様」も収録した、静かに、だけど心に届く長編読み切り集!!
ここ最近のコミック表紙の中で一番好きかも。
めちゃくちゃ良い。
イラストの雰囲気や文字の配置、色合い、すべて好み。
中身は上で書いているとおり読み切り集。
3つある内、自分はこの表紙の元となっているシンのお話が好き。
これがまたせつない。
8/10までこの表紙の元になっているイラストがコンビニプリントで購入出来ました。
赤河左岸先生作品のブロマイドが新登場！｜コンビニプリント
さっそく購入して今はPC画面下に置いて癒しにしてます。
雑音 / 春泥
授業中、退屈を持て余した新は隣の席の瞬に声をかけるがイヤホンでアニソンを聞いていて気がつかない。先生に見つかってイヤホンを取り上げられた瞬の不審な態度に、或る事を思い付いた新は――？(「雑音」より)
大注目作家・春泥が描く懐かしくて新しい萌えの具現、珠玉の7作品を収録。
これはまだBLに興味を持ち始めた頃に出会った表紙。
その時はまだうぶで、表紙めっちゃ気になるけどBLだから見るのためらって購入できてなかった。
そしてまた偶然目の前に表れて今度こそ購入。
この表紙もめちゃくちゃ好き。
注目の初見マンガ
女の園の星（1） / 和山やま
「声を出して笑った」の声、続出!!!
漫画賞総ナメ『夢中さ、きみに。』の和山やま初連載！ある女子校、２年４組担任・星先生。
生徒たちが学級日誌で繰り広げる絵しりとりに翻弄され、
教室で犬のお世話をし、漫画家志望の生徒にアドバイス。
時には同僚と飲みに行く…。な～んてことない日常が、
なぜこんなにも笑えて愛おしいんでしょう!?
どんな時もあなたを笑わせる未体験マンガ、お確かめあれ！
シュールで本当におもしろかった。
この作者の前作「夢中さ、きみに。」は話題になってたよね。
結局見てないけど。
前作もこういう作風なんだろうか。それなら気になる。
自分はセツコのミッションインポッシブルとエターナルカオルが好き。
それでも男は信じません（1-2） / アキヤマ香
「長閑の庭」「アスコーマーチ！」の作者が描く、本格ラブストーリー。陶芸教室で働く幸田ランには、秘密があった。それは、男性にふれることできない「男性恐怖症」だった。しかし、自分の教室に様々な年齢のイケメンが次々と入ってきて困り果てる。男性5人と関わるようになってランにも変化が訪れる。また男性陣にも、色々な事情があって…。
直感で買ったがなかなかの買い得。
陶芸教室に集まるメンズたちそれぞれのエピソードが結構グッときて泣ける。
田辺さんの奥さんの話もだけど、個人的には青山さんの子猫の話が泣けた。
デザイナーの名取さんの結末も気になるところで終わっちゃって、、、次はいつ出るんだろうか。
往生際の意味を知れ！（1） / 米代恭
「元カノと結婚したい」は叶うのか!?
主人公・市松海路(いちまつかいろ)の前に、
７年前に失踪した元カノジョ･日下部日和(くさかべひより)が
ある日突然、現れた。恋い焦がれ、待ち望みすぎて、
元カノ教の敬虔な信徒と化していた市松だったが、
彼女の無理難題な要求が明かされて…「市松君に私の出産記録を撮って欲しいの。」
「だから市松君の精子が欲しい。」
『あげくの果てのカノン』米代恭が新時代を切り開く、
新しいアンモラル…！？
深呼吸必至の
元カノ×元カレ“やり直し"ラブストーリー！！！
この作者の作品はマトモな恋愛をしない。
糸永くんの恋の糸（1-2） / 奥田枠
糸永は、大学で昔自分をいじめていた真田と再会する。
自分をいじめたことを覚えていない真田と親しくなる糸永。
実は糸永は真田を好きで……。
この奥田枠さんは愛読しているモリエサトシさんの別名義だと最近知った。
というか絵がまんまだから気づいた。
BL出身だったのか。
BL作家の躍進は素晴らしい。
しかも双子でもう一人もBL作家と知り、その緒川千世さんは最近見てみようか迷ってた「カーストヘブン」の作者だと今日気づいた。
君と出会ってから僕は / 吉井ハルアキ
「そろそろ観念してください」ゲイで人見知りぎみ高校教師・本田は進路を一向に決めない生徒・遠藤の相談相手を押し付けられるも、遠藤に邪険にされてしまう。けれどひたむきな本田に遠藤も次第に心を開いてくれて。それどころか、ふいに触れる優しい手が、自分を見つめる強い瞳が、日ごと増す遠藤が向けてくるまっすぐで熱っぽい想いに、ときめくも駄目だと逃げ続け…。一途なスパダリ高校生×恋を諦めている高校教師のあと一歩がじれったくて甘むずい、青春ラブ。
本田先生の反応がかわいかった。
最初嫌がってた遠藤が懐いていく感じも良い。
積極的なのは遠藤だったけど、おまけではなんだかんだ本田先生の方が大人な余裕があるのがいいね。
続刊マンガ
私、この人のことが好きだ。にし陽の当たる部屋で自覚した鯨井は、はたらく先輩・工藤に懐かしさと恋しさを感じる。秘めた想いは、密かな願いと成って、衝撃の事実を連れて来る。艶やかな筆致で綴る理想的なラヴロマンスを貴方に――。
1巻最後の事実を知って続きの2巻を見るとまた違う印象になって物語を読める。
黒鉄・改（4） / 冬目景
半身が機関仕掛けの無宿の渡世人・迅鉄。街道中のその筋の間では―鋼の迅鉄―として知られている。妖刀・鋼丸と二人であてなき旅路の往くがその身には常に危険がつきまとう。襲いかかる謎の集団・灰土隊を撃退した迅鉄は学究者・狩野久作に誘われ、一路長崎へ──。
黒鉄は改になる前から読んでて知ってたのに、この4巻で迅鉄が仮面下でポリポリ豆みたいなのを食べてたことにものすごく驚いてしまった。
迅鉄って食事できるんだ・・・！！
確か初期の方では食べれないって言ってなかったっけ？
その事実を確かめたいのに実家に初期の黒鉄があって見れない。
4巻から迅鉄の体を作った源吉についての物語でおもしろくなってきた。
消えた初恋（3） / 原作：ひねくれ渡 作画：アルコ
俺…ほんとに…井田のこと、す、す、す……！」「酢…？」
井田に恋してしまった青木は、告白するか、諦めるか、悩みまくる。修学旅行とは名ばかりの超スパルタなスキー合宿に参加するが、青木と井田は大ピンチに襲われ…!? 一方、橋下さんも、勇気を出して、あっくんに対してまさかの行動に！
俺も男子、お前も男子。…告白していいですか？
青木、本当に本当におめでとう！！
そこらへんのBLよりよっぽどおもしろい。
青木の必死さは本当に応援したくなるし、その原点となる想いもかわいいと思える。
おもしろくなるのはまだまだこれから。
完 結
約束は図書館の片隅で（4） / 藤田麻貴
幽霊が出るとの噂のある、いわく付きの図書館分館で働いている憧れの海藤主任と同じ職場で働くことになり喜ぶ多美子。だけど、一緒に働くことになった年下の学生・瀬田くんとなぜか同じ屋根の下で暮らすことになってしまい…!? 微妙な三角関係の行方ははたして…!?
いわくつきの本とワケありの人々の紡ぐ物語、ついに完結!!
ちょっと中途半端に終わってしまったかなという印象。
気持ちははっきりしたのかもしれないけど、読者としてはやっぱりその後の結末が見たかった。
個人差あります（6） / 日暮キノコ
「晶のため」だけじゃなく「私のため」に選んだレズ風俗という道。出会った美人「カオル」が連れて行ってくれる「未知なる世界」とは…。晶は元不倫相手・雪平とプロジェクトを成功させられるのか？ そして、晶と苑子、二人が向かう先にあるものとは…。
なんの事件も起きずに自分探しの旅を終えてきれいに終わった。
まだ波乱が欲しいと思っていた自分が恥ずかしい。
でもこんなきれいに着地してしまうと物足りない。
■雑談
自分はものすごく好きでハマっていても、時間が経ったりするとすぐに熱が冷めてしまう。
だからマンガでも最初好きでも長くて次巻まで間があったり、あと数巻買っても途中物語に惹かれなくなったらあっさり買わなくなる。
完結間際に集め出すとかのタイミングにもよるけど、完結までちゃんと購入してるマンガというのは本当に気に入った作品だったんだなと改めて思った。
あと最近テレビでやってた。
昔好きだったことや趣味が今では持続しないのは認知症の初期症状の表れかもしれないらしい。
思い当たる節がありすぎてビビるわ。
