人生の糧は人それぞれ

マンガ中心にたんたんと書きます。

【マンガ】雑感 5月

5月に購入したマンガたちです。
絶賛連載中の新刊もあればもうすでに連載終了しているマンガもあります。
全てではないですが簡単に感想を。



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■You are No.1!!

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ボクラノキセキ 20巻 / 久米田夏緒
私は前からきゃつが怪しいと思っていたんですよ。
でも言動を見るとやっぱり違うのかなぁと思うところもあって確信が持てませんでした。
そしたらこの展開です。
今回の神官魔法のカラクリについては分かります。
きゃつは電話してましたからね。
ただ通常魔法が分かりません。
神官側がまだ思い出せてないか知らない事実があるのか、それかきゃつ特有の秘密があるのか、それとも本当に嘘をついてないのか。
この推理がたまらなく楽しいです。
私は正体がまだ分からない渡辺がきゃつが装ってる前世かまさかのバルトじゃないのかなーと思っちゃってます。
私は20巻の続きの2話を雑誌で見ています。
だとしてもとどめは魔法で死んでたらありえるかなと。
そしてバルトは物理攻撃で死んだと思っていましたが、もしリリーの回復魔法のせいで死んだとされてそれが魔法で死んだとされれば転生してるんではないかとかなり深読みしちゃってます。
このマンガは新刊が出て新事実が判明する度に一から読み返すのですが、ちゃんと新事実についてちらつかせているんですよね。
それを見つける度にうおーやられたーと感動して、それにちゃんと事情を分かった上で見るとそれぞれその時の言葉や行動の意味が分かってまた違う目で見れます。
何度読んでも飽きないマンガです。
今回も熱を再燃させてくれたこのマンガが今月のNo.1です。


■ベストカバーイラストで賞

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ぼくは灰も残らない恋がしたい / ユキムラ
キレイです。
偶然手にとって表紙を見た時、まさに目を奪われてずっと見つめてしまいました。
インパクトがあって、水が滴る質感だったり表情だったり、際どい裸体姿が美しいです。
中身もとても良かったです。
BLの短編集なんですが、その内の一つの「ラブチェア・アフェア」の作品が印象に残ってます。
ノンケ同士のお話なんですが、その時はただの気の合う同僚だったのが、一緒にDVD観て、お酒飲んで酔っ払って、そしてふとキスをしてしまいます。
その時の感情を振り返るシーン。
「あん時気づいたらキスしてたな・・・。お前と一緒にいるのが何かすげー幸せで・・・そう思ったらしてたわ。」
私の中で何かストーンとはまった感じがしました。
こう思っちゃったら仕方ないよねと。
ノンケ同士でも好きになってしまった理由に違和感を感じないというか納得してしまいました。
BLって結構無理やりだったりするので。
というかすごくステキな理由ですよね。
こんなこと言われたら本当に幸せです。
それに始まりのキス、この回想がまた良かったです。
ざっくりとした説明と画で回想してるのですが、こっちに変な先入観なく想像できて、気づいたらキスしちゃってた感がすごく伝わってきました。
ちゃんと描かれてたら逆に流れに変に不自然な流れがあったらツッコんじゃいそうなんです。
余計な情報がなかった分好きだと自覚した理由もすんなり受け入れられたんだと思いました。
とても良い作品に出会えて満足です。


■このカバーイラストもいいよね

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チェンソーマン / 藤本タツキ
ファイアパンチ」で話題になった藤本タツキさんの新作。
ファイアパンチ」よりも今回の新作の方が好きです。
表紙のイラストが差し色の蛍光っぽい緑が効いてて良いです。


■駿みたいな

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空挺ドラゴンズ / 桑原太矩
表紙や絵も良くてなんとなく評判も良いこと知ってましたが、今まで食わず嫌いしてて読んでいませんでした。
グルメものってそんなに興味ないからです。
絵が好きでもドラゴン狩って食う話かぁと思うと気持ちが乗りませんでした。
ただアニメ化も決まり、食わず嫌いしてる場合じゃないなと思い手を出したら、やっぱりそんな単純な話ではない良い作品でした。
じゃないとこんな人気出ないですよね。
気が向いた時に単体でがっつり感想書きたいです。


■ザ・肉食系男子

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なまいきざかり。1〜15巻 / ミユキ蜜蜂
最近の少女漫画は草食系男子のお相手が多いような、というか私が好きでそうゆうのばっか見てたと思いますが、このマンガは超肉食系男子がお相手です。
こういうのも良いですね。
なんというか自分の欲にハッキリしてて気持ちいい。
主人公の由紀もザ・女子みたいなキャラじゃないので見ててイライラしないのが良かったです。
ただ自分の気持ちを自覚してるのに相手の気持ちに答えるのに5巻まで引っ張ってるのにはイライラしました。


■第1章 完?

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囀る鳥は羽ばたかない 6巻 / ヨネダコウ
アニメ映画化が決まった囀る〜の最新刊です。
待っていました。
いろいろとありましたが漸く決着がつきます。
ただまだ続くみたいですね。
6巻出てから一気読みでも良かったな。
そしたらまた違う気持ちで感想持てたと思うので。
こればっかりは出会いのタイミングもあるから仕方ないですけどね。


■余談

なんだかんだで少女マンガを見ることが止められません。
男が乳を求めるように、女はトキメキを求める性分なんでしょう。
ただヘタするとトキメキよりもイラつかさせられるかもしれないというリスクもあります。
昨年あたりでしょうか。
幼い頃に読んでいた少女マンガを久しぶりに読む機会がありました。
上田美和さんの「Oh!myダーリン」というマンガです。
好きだったマンガで懐かしくてワクワクして読み始めたのですが、主人公にイライラしすぎて最後まで読めませんでした。
なんでもかんでもシンちゃん中心でワガママで・・・
そのあとに友人のオススメの古いマンガも読んだのですがそれも途中で止めました。
行動の理由がすべて恋愛のためで全く共感できませんでした。
今と昔で時代が変わったし、私も変わったんだなぁと実感しました。
昔の少女マンガは韓国ドラマのようでまだ引っ張るの?と幼いながらに呆れてたような。
その頃のマンガがすべてそういうマンガというわけではないですけどね。
惣領冬美さんの「MARS」とか、今読んだらどういう感想になるんでしょう。
実家に帰った時に読み漁るのも楽しそうです。