人生の糧は人それぞれ

マンガ中心にたんたんと書きます。

2019夏アニメを観ての感想【後編】

2019夏アニメの感想の続きです。


5. キャロル&チューズデイ

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トントン拍子で終わっていきましたね。
伝説の7分間の正体はLIVE AIDでした。
まぁ、こんな新人がフェスでメインステージでしかもアーティガンのあとにやるんかいとか、この二人にこんな求心力があったんかいとかツッコミどころは多々ありましたが、それでも音楽は偉大ということはよく分かりました。
もう少し音楽の幅があったら楽しかったです。
EDMやラップとか今らしいのもありましたが、POPSの曲調が似たようなのが多かったです。
地に落ちたアーティガンが楽しかった。
いいキャラだ。
あとさすがボンズは作画のクオリティが常に素晴らしいですね。

アニメーション制作:ボンズ
総監督:渡辺信一郎 / 監督:堀元宣




4. フルーツバスケット

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最後は夾くんの秘密解禁で終わりました。
ここからがさらに楽しみです。
どろどろに病んでもがいてほしいですねー。
なんといってもあーやがいいキャラで大好きです。
空気を読まないあーやは偉大です。

アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
監督:井端義秀




3. 炎炎ノ消防隊

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原作は12巻まで持っています。
良かったです。
初期にあの事件があって放送しづらいしいろいろと編集を変えないとダメで大変だったんだろうなと思います。
原作では独特のギャグやエロのノリやテンポが私にはあまり合わなかったのですが、アニメでは少しクセのある編集がハマりました。
戦闘も迫力あって良かったです。
2期目に期待。

アニメーション制作:david production
監督:八瀬祐樹




2. ヴィンランド・サガ

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原作は巻数は忘れましたがある程度読んで持っています。
1位でもいいくらいむちゃくちゃ面白いです。
まだ続くし残りの一つも良かったので今回はこの順位にしました。
ストーリーが面白いのはもちろん知っていましたが、それが生きるようにすごくよく作られています。
最初に印象に残っているのはトールズの最後。
入江に船が進む時に違和感を感じるシーンで太鼓の音だけが鳴るのですが、それが緊張感あってすごく引き込まれました。
このアニメは音楽が秀逸です。
映画音楽のようなBGMが壮大なこのストーリーとすごく合っています。
あとは会話。
トルケルの一軍がキリスト教について話し合うシーンのやりとりとかすごく良かったです。
会話だけで入り込んでしまって、声優さんも脚本も最高ですよ。
そしてさすが進撃の巨人を制作しているWITだけあって、ダイナミックな戦闘がすばらしかったです。
トルフィンとトルケルの戦闘とか特に。
成長したトルフィンの声がTHEアニメイケメンボイスなのが少し違和感を感じますが、大満足で続き楽しみです。

アニメーション制作:WIT STUDIO
監督:籔田修平



1. 彼方のアストラ

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原作未読です。
面白かったー!
良い意味で大きく裏切られたアニメでした。
このアニメの強みは原作が完結していたことかもしれません。
着地点がはっきりしているのでそれに向かって思いっきり簡潔に気持ちよく作られている印象があります。
他の作品ももちろん終わり方を決めて作るんだとは思いますが完結していないと下手にストーリーをいじれなさそうで制限されそうです。
あと音響がすごく良かったです。
音声が海外のSF映画みたいにちゃんと加工されててアニメでこんな印象なかったので新鮮でした。
音楽も作品と合ってて、音のこだわりを感じました。
あとやっぱり宇宙ものってワクワクしますね。
想像力が膨らむというか、パラレルワールドなんじゃないかとか、時間軸がズレてるんじゃないかと妄想膨らんじゃいました。
みんなが団結していって成長する過程も良かったですが、スパイ疑惑の謎も面白くしている要素になってて毎回気になる終わり方で楽しかったです。
作画も力入っててきれいでしたし、終幕に向かっての盛り上がりも良くて、最後はザ・クライマックス!みたいな終わり方は気持ちよくてお見事でした。

アニメーション制作:Lerche
監督:安藤正臣



京都アニメーション
7月にとても非情な事件が起こりました。
続報を見るたびに被害の全容が大きくなっていって、京アニ作品はもちろん見たことありますし、アニメは私にとってとても身近な存在なのでまるで家族が被害にあっているかのようにつらかったです。
被害に遭われた方々、遺族の方々に深く残った傷がいつか癒されることを願うと共に、お亡くなりになられた方々へ心よりご冥福をお祈りします。