人生の糧は人それぞれ

マンガ中心にたんたんと書きます。

【マンガ】雑感 7月

7月に購入したマンガたちです。
絶賛連載中の新刊もあればもうすでに連載終了しているマンガもあります。
今回はベテラン勢にメロメロでした。
他にも細々ツッコミながら簡単に感想を。



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■You are No.1!!

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ウォーキング・キャット 1巻 / 北岡朋
こんなん泣いてまうやろ・・・。
終末×ネコ、よくあるゾンビの世界をネコと一緒に生き抜くというありそうでなかったネコマンガです。
ゾンビはあくまで付属品で、主人公は白猫のユキ、それとひょんなことからユキを助けた八尋ジンが一緒に旅する様がメインです。
荒廃した世界だけどユキとの旅は心が豊かになって、現実だってつらい時にネコがそばにいてくれるだけで癒される気持ちとリンクしてとても良かったです。
話が通じないはずなのに一方通行の会話が成り立っているような感覚がとてもうまく描かれていました。
ネコの最大の魅力のツンデレ感もちゃんと伝わってきます。
最後は泣きました。
それぞれのエピソード、すべて良かったです。
私が一番好きなお話はユキの恋のお話です。
裏でジンがいろいろと動いてるのがおかしかったです。
2巻も絶賛発売中です。


■素敵な表紙で賞 その1

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SPY × FAMILY 1巻 / 遠藤達也
シンプルですが全体的なバランスが好きです。
画像では分かりにくいのですが実物を見ると背景の紙がメタルっぽいグリーンで、この色が渋すぎず可愛すぎずのなんとも言えない良い色です。
イラストもそのグリーンに馴染むような色調になっててよく合ってます。
そこにタイトルはシンプルに黒、差し色の赤もとても良い感じです。
文字とイラストの配置もバランス良くて個人的にとても好きです。
作品もおもしろかったです。
最近少年マンガを読む率が減っている中気に入りました。


■素敵な表紙で賞 その2

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花恋つらね1~4巻 / 夏目イサク
並べるとさらに素敵ですね。
タイトル、イラスト、構図、色合い、最高です。
特に1巻が好きで背景の深い赤がキレイで、紙質もこの上品な表紙と合ってます。
さらにこの作品もまぁおもしろくてどハマりしました。
歌舞伎界の名門の御曹司同士のBLなんですが、歌舞伎役者として頑張る姿と恋がうまく描かれていまして、BLだからではなく普通にマンガとしておもしろいです。
でもやっぱりこれはBLなので、惣五郎と源介の紆余曲折が良かったです。
惣五郎が気持ち自覚してテンパってたと思ったら、次は立場が逆転したかのように源介が必死になる展開が好きです。
あと惣五郎が本当にかわいい。
見た目とかキャピキャピしてかわいいとかじゃなくて、ピュアなところとか考えとか、女の私でもこいつかわいいな、へへとキュンキュンしちゃうかわいさです。
そしてさすが女形役者だけあって艶っぽく見えますし、そう感じさせる夏目さんの絵がステキです。


■女の子が

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HEART GEAR 1巻 / タカツキヨシ
おもしろいのですが、主人公の女の子が男が好きそうな女子像だなと思いました。
もちろん勝手なイメージ。


■一言

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なのに、千輝くんが甘すぎる 2巻 / 亜南くじら
いや、もう付き合えよ。


■古き良き少女マンガ

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涙雨とセレナーデ 5巻 / 河内遙
ここ最近の少女マンガの中でかなり好きです。
過去にタイムスリップした女子高生の陽菜、陽菜にそっくりなお嬢様の雛子、雛子に想いを寄せる孝章。
真面目でうぶな孝章さんが気持ち駄々漏れで必死に陽菜を守ろうとしてる姿がもうたまんないですし、孝章さんは陽菜を雛子と思っていてそんな孝章さんに惹かれていく陽菜のやるせない気持ちとか、好きだけどいつか元の時代に戻ってずっと一緒にいられないからと必死に離れようとする陽菜とかなんか昔の少女マンガを思い出して、空想好き女子には夢見るようなお話です。
首輪の秘密だったり雛子の恋の行方と、まだまだお楽しみ要素がたくさんあるので今後がとても楽しみです。


■色っぺぇー!!

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金色のマビノギオン-アーサー王の妹姫- 3巻 / 山田南平
おもしろくなってきました。
紅茶王子で有名な山田南平さんが描く新しいアーサー王伝説
今回ガウェインがたまきに惚れてしまったことで徐々に悪い方向にいくんじゃないかと予感しています。
私はアーサー王伝説のことは詳しく知りませんが真が崩壊に向かう物語みたいに言ってたんで、たまきたちが絡むことでどう物語が進んでいくのかとても楽しみです。
あと特筆すべき事は、山田南平さんのフェロモン漂う色気ある絵です。
特にたらしのガウェイン。
浅黒男性を描かせたら右に出る者がいませんね。
表情が色っぽい!!
山田南平さんの描く男性て体格とか色気があって、ものすごく男性らしさを感じてしまいます。(←ちょっと何言ってるか分かんない
ニュアンスで感じとってください。
やったら泥沼にハマりそうで普段乙女ゲームをしませんが、もしキャラクターデザインを山田南平さんがしたゲームがあったらやってみたいかも。


■元祖浅黒王子を求めて

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紅茶王子 文庫版 1〜12巻 / 山田南平
紅茶王子は知っていましたが読んだことはありませんでした。
もちろんどんな内容かは知っていました。
どんな結果を選ぼうが別れがあるのが悲しかったです。
紅茶王子の役目というか仕事はつらいですね。
それでもまた人間に関わっていかないならないというのがなかなか酷です。
とはいってもそれまでの過程はとても楽しいお話です。
だからこそ悲しい。
ミニサイズの王子たちがまあかわいらしい。


■おどおど

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アザミの城の魔女 1巻 / たらちねジョン
精霊に好かれる「義憤の血」を持つため暴走を恐れられて地下に閉じ込められてたテオの挙動が切ないです。
絵がきれいですし、服装や小物がステキです。


■余談

7月は「涙雨とセレナーデ」「花恋つらね」「金色のマビノギオン」にどっぷりハマって何度も読み返していました。
夏目イサクさんの作品は今月も引き続き別作品でどハマりしております。
最近はwebで簡単にマンガを見れるようになって便利になりましたね。
というか作品数が多すぎる。
ただ便利になりすぎて我慢ができなってます。
次の巻が出るまで我慢できなくて読んじゃうのですが、そうすると単行本が出た時の楽しみも減るといいますか、中身知ってるのでワクワク感がなくなっています。
じゃあ、我慢しろよという話です。
でも次が出るまで長すぎるんですよ。特にBL。
1年後でも長い・・・と思うのに普通に2年後だったりしますからね。
今回完結している紅茶王子をほぼ一気買いの一気読みしたのですが楽しかった。。
次出るが長すぎるのは耐えられないので、今後は読むもの、読まないもの、ちゃんと作品選んでいこうかなと思います。